ホーム > 慢性呼吸器疾患看護認定看護師 S.Y

慢性呼吸器疾患看護認定看護師 S.Y

役割や活動内容

分野の役割

  1. 安定期、増悪期、終末期における慢性呼吸器疾患患者とその家族のQOL向上に向けて、呼吸機能評価や呼吸管理を行うとともに、病状の悪化予防、社会復帰に向けた支援を行います。
  2. 患者とその家族に対しては、病状に応じた自己管理ができるように療養生活継続の為の効果的な指導を行います。
  3. 長期にわたる療養生活における呼吸器疾患に特有の身体的、社会的及び心理的な問題を理解し、問題解決のための援助を行います。
  4. 看護実践を通して水準の高い看護を提供し、看護職者に対しての指導や相談を受けます。
  5. より質の高い医療を推進する為、多職種と協働し、チームの一員として役割を果たします。

活動内容

《勉強会》所属部署で定期的な勉強会を行っています。
《禁煙外来》保険診療による禁煙治療プログラムを作成し、呼吸器内科医と共に立ち上げています。

自己紹介

  山形県出身で、山形県内の医療機関で勤務していた時に、「孫と遊ぶのが楽しみなのに、息苦しくてたまらない。」と1~2か月毎に入院を繰り返していたHOT患者さんがいました。自宅で療養生活が継続できるようにどのような援助が必要なのだろう?と呼吸器関連に興味を持ったのがきっかけでした。学んでいくうちに呼吸療法認定士、禁煙サポーター、呼吸ケア指導士を取得しました。また専門性を高め、病状に応じた自己管理ができるように福井大学大学院医学系研究科付属看護キャリアアップセンターで教育を受けました。そこで学んだ事を自施設で慢性呼吸器疾患患者とその家族のQOL向上に向けて支援、指導をしていきたいと思います。それに、当院では各部署に呼吸療法認定士を取得している仲間たちが看護実践を通し呼吸ケアに従事しています。今後仲間たちと協働して認定活動をしていきたいと思います。

今後目指したいこと

 慢性的な呼吸器の病気(慢性呼吸器疾患:COPD、喘息、肺線維症等)を抱えながら生活している患者と家族に対して、できるだけ息切れを感じることなく生活できるように一緒に考えて、生活上の悩みや不安な気持ちに寄り添いながら、その人らしい生活が送れるよう支援していきたいと思います。
 看護職者に対して指導や相談を受け、より質の高い看護が提供できるよう育成していきたいと思います。

このページのトップへ