看護部紹介
看護部長 挨拶
当院は地域住民の要望から昭和61年に開設、2022年4月泉区高玉町へと新築移転しました。地域に必要とされる病院になるように今後も継続しながら医療サービスを提供していきます。
私達、看護部も社会の変化とともに求められる看護も変化してきています。しかし、どの時代になっても変わらないもの、それは誰のために看護をしたいかという思いではないでしょうか?「こころに届く看護を実践する」という理念です。当院も急性期から回復期、慢性期とあらゆるステージの患者様へ看護を提供するように変化してきました。専門性を極めたい方、ジェネラリストをめざしたい方、在宅看護に興味のある方、あなたのやりたい看護を実践できるステージが当院にはあります。人間性豊かで主体的な看護の実践者に成長できるように支援したいと考えています。
また、安全安心な療養環境の整備、働く職員の職場環境改善の新たな取り組みとしてICTを活用した改善活動も推進しています。
あなたと共に進化する当院で患者様、ご家族、地域の皆様にあなたらしい看護を届けませんか。
看護部長 竹島 裕美
看護部理念
心にとどく看護を実践する
看護部方針
- 安全、安心な看護を実践する
- 温かい思いやりのある看護を提供する
- チーム医療を通じ、地域で求められている役割を実践する
- 明るく活気ある職場環境作りをする
看護部目標
- 安全な療養環境の提供
- チーム医療の推進
- 病院経営の参画
4北病棟
4階北病棟は2022年8月から回復期リハビリテーション病棟として開棟しました。回復期リハビリテーション病棟とは、脳血管疾患・下肢等の骨折、治療による廃用症候群により、日常生活動作が低下した方々を対象に、集中的にリハビリを行い、自宅退院に向けて準備する専門病棟です。日常生活能力の向上を目指し、多職種が共同で、患者さまがより充実した生活が送れるよう支援しています。
科別 | リハビリテーション科、脳神経外科、整形外科、外科、内科 |
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疾患 | 脳血管疾患、大腿骨骨折術後、脊椎骨折、肺炎、外科疾患術後 |
病棟やスタッフの雰囲気・年齢層を教えてください
20~30代のスタッフが多く、ママさんナースも活躍しています。看護師だけでなく、看護補助者も含めスタッフ皆が声を掛け合い、助け合って仕事をしています。医師、リハビリスタッフ、MSWも含めた協力体制も良く取れ、活気があります。
新人看護師はこう育てたい
看護師としての基本的看護技術の習得、責任を持った行動がとれる看護師を育てたいです。また看護チームの一員として、他者と協力し合い、自律的に行動が出来る看護師になってほしいです。
将来なってほしい看護師像
看護師としての自覚を持ち、患者さんや家族の気持ちに寄り添える看護師になってほしいです。また、回復期リハビリテーション病棟看護師として、患者様の目指す自己像を把握し、目標達成に向けた支援が行えるよう、多職種連携を積極的に取れる看護師になってほしいと考えています。
教育のポイント
実地指導者、教育担当者が新人看護師教育の窓口となり、教育・相談する人が明確です。指導する時の留意点を共有し、新人指導に力を入れています。 また、急性期病棟ではない分、治療・処置の場面は急性期病棟よりも少ないです。他の新人看護師と力量の差が生まれないよう、急性期病棟で治療や処置の経験ができるように支援をしています。
病棟独自の取り組みについて
回復期リハビリテーションや看護の力量向上むけた外部研修や、セミナーに参加するように促しを行っています。また毎日患者さんのカンファレンスを多職種で行い、連携を強化できるよう取り組みをしています。 整形外科のジェネラリスト、脳卒中看護におけるスペシャリスト(脳卒中リハビリテーション看護認定看護師)も在籍しており、適宜相談や指導を受けられる環境にあることは強みです。
就職・見学を希望されている方へのメッセージ
4階北病棟はスタッフ皆が協力的で、連携が取れている病棟です。雰囲気もとてもよく、皆で支えながらも、自律的に行動ができています。患者様に寄り添い、社会復帰に向けた支援もよくでき、達成感溢れる病棟です。 ぜひ一緒に働きましょう。看護の達成感・やりがいをとても感じられる病棟です。
4南病棟
神経難病、主に筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者さんが多く入院しています。患者さんとご家族が障害を持ちながらも希望通りに自宅で過ごせるよう支援しています。病気の進行に伴う医療処置、意思決定、精神的援助、退院支援、またご家族を支えるレスパイト入院を受け入れています。
科別 | 神経内科 内科 外科 |
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疾患 | 筋萎縮性側索硬化症 多系統萎縮症 パーキンソン病 肺炎 意識障害など |
病棟やスタッフの雰囲気・年齢層を教えてください
20~40代まで協力的でママさんナースも多く勤務しています。
新人看護師はこう育てたい
患者さんが伝えたいことが読み取れる思いやりをもち、鋭い観察力を持つ、患者さんの痛みに寄り添い優しい気持ちをもつ。
将来なってほしい看護師像
患者さんとご家族に寄り添い、最後まで後患者さんとご家族の価値観を大切に考えられる。
患者さんが意思を表出できなくても想像する力をもってケアにあたる。
教育のポイント
・患者さんが伝えたいことに気が付く洞察力を育てる
・患者さんに寄り添い、導くコミュニケーション力
病棟独自の取り組みについて
人工呼吸器を装着した患者さんが安心して自宅に退院できるような支援をしています。
難病看護についての取り組みを学会発表しています。
就職・見学を希望されている方へのメッセージ
神経難病の患者さんのケアは難しいこともありますが、ご家族と患者さんを支えるとてもやりがいのある看護ができます。ぜひ一度経験してみてください。
5北病棟
内科全般の病棟です。高齢者の方は様々な既往や疾患があるので幅広い知識も必要とされます。患者、ご家族の方に寄り添いながら早期治療・早期退院を目指して支援しています。
科別 | 内科 消化器内科 泌尿器科 皮膚科 糖尿病代謝内科 |
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疾患 | 内科救急 肺炎 尿路感染症 胃瘻造設 糖尿病教育入院 |
病棟やスタッフの雰囲気・年齢層を教えてください
緊急入院が多い中、声を掛け合って頑張っています。20代から30代の若い看護師が多く、ママさんナース・パパさんナースも活躍しています。優しく元気な看護師が多く働いています。
新人看護師はこう育てたい
コミュニケーションを取り、より良い人間関係が保てるようにフォローしています。
患者の変化に気づく事ができる、患者の困っている事に目を向け着手できるように育てています。
将来なってほしい看護師像
・患者さんに目を向け、耳を傾け寄り添える看護師になってほしい
・自分の目標を向って、自覚と責任を持ち行動できる
教育のポイント
・新人研修への積極的な参加
・実地指導者と連携をとり、安心して働ける職場環境にする
病棟独自の取り組みについて
退院調整においては、退院調整専従看護師、医療ソーシャルワーカー、リハビリテーションスタッフと連携常時取っております。
就職・見学を希望されている方へのメッセージ
5北病棟は、コミュニケーションが取りやすい雰囲気の病棟です。
一緒に楽しく働きましょう。
5南病棟
循環器内科・心臓血管外科・呼吸器内科・その他内科疾患患者の混合病棟です。循環器内科は、心筋梗塞・虚血性心疾患・不整脈・心不全等の患者が多く、心臓カテーテル検査・治療・経皮的心筋焼灼術を定期的に行っています。心臓血管外科は、下肢閉塞性動脈硬化症の患者が多く、抹消血管治療を行っています。また新病院移転後は、冠動脈置換術・弁置換術などの治療も開始しています。呼吸器内科は、慢性閉塞性肺疾患・肺癌の患者が多く、HOTの導入・化学療法などの治療を行っています。主に循環動態管理の患者が多いため、医療機器の管理や、胸腔ドレーン管理が必要とされています。
科別 | 循環器内科 心臓血管外科 呼吸器内科 |
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疾患 | 心筋梗塞・虚血性心疾患、心不全、不整脈、閉塞性動脈硬化症、大動脈弁狭窄症、3枝病変、肺癌、慢性閉塞性肺疾患 |
病棟やスタッフの雰囲気・年齢層を教えてください
2年齢層は20代のスタッフが多く勤務している病棟ですが、循環器・心臓外科の熟練スタッフも勤務しており、指導受けやすい環境です。混合病棟で、救急の入院受入れも多い業務の中にも、スタッフ間のコミュニケーションは図れており、笑顔で優しい雰囲気のある病棟です。
新人看護師はこう育てたい
厳しい医療現場での仕事の難しさ、職場環境に自己の価値観を見失い不安になるとがあると思います。
その状況を見逃さず声掛けをし、現在できていること・できていない事を、可視化し一つ一つ納得いくまで解決し、自分で自信をつける力を身につけられるように育てたいと思っています。新人看護師には、過度のプレッシャーに押しつぶされることなく育って欲しいです。
将来なってほしい看護師像
経年的に基礎教育を取得後は、認定・専門看護師等をめざし、応用力のある看護師になって欲しいです。 そして常に気づかいができる優しい看護師でいて欲しいです。
教育のポイント
個人のインシデントレポートを基に、関連図を一緒に作成し行動の振り返り・対策・課題の整理を実施しています。
新人・中途採用者に対して技術チェック表を利用した評価・課題の整理を行っています。新人教育は屋根瓦式教育の体制をとっており病棟全体で教育する環境を整えています。
病棟独自の取り組みについて
重症患者・ME機器管理の患者が多く、安全確認・早期異常の発見・正しい情報共有を図る目的でウオーキングカンファレンスを実施しています。カンファレンスすることで、自己では気付けなかったこと、先輩看護師からの指導が入り知識の向上に繋がっています。中途採用者にも指導担当がおりサポートを行っています。
就職・見学を希望されている方へのメッセージ
新病院になり、新たにスマートベットシステム・眠りスキャンなど導入されています。また患者さんに寄り添う看護提供として、セル看護方式で病棟運営し、スタッフも一丸となり、取り組んでいる時期です。その中で自分のキャリアを発揮し、病院全体を活性化する一助として楽しく一緒に仕事をしましょう。
6北病棟
脳神経外科、歯科口腔外科、眼科の混合病棟です。脳神経外科は脳卒中や頭部外傷の患者が多く、緊急入院が主です。歯科口腔外科は抜歯、眼科は白内障治療のための予約入院が多数を占めます。短期入院患者も多いため、平均在院日数は短いく、入退院数、病床稼働率ともに高い病棟です。手術は慢性硬膜下血腫、抜歯、白内障などで月に20~30件対応しています。忙しいながらにもスタッフ通し声を掛け合い、明るく活気がある病棟です。
科別 | 脳神経外科、歯科口腔外科、眼科 |
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疾患 | 脳卒中、頭部外傷、慢性硬膜下血腫、水頭症、う歯、顔面外傷、顎関節症、腫瘍、白内障 |
病棟やスタッフの雰囲気・年齢層を教えてください
20~30代のスタッフが多く、年齢層が近い分、話が合い和気あいあいとしています。入退院や検査搬送も多く、多忙ではありますが声を掛け合い、皆が協力し合える雰囲気です。また一つの目標に対して、全員が目標達成に向け行動する姿勢も良いところです。脳神経外科の熟練したスタッフもおり、相談や指導がしやすい環境です。
新人看護師はこう育てたい
教育担当者、実地指導者が中心となり、病棟スタッフ全員が新人看護師の個々の成長に合わせた指導や精神的フォローを行うようにしています。そして新人看護師がいつも明るく、笑顔でいられるような指導をしていきたいです。また看護師としての自覚や責任をもった行動がとれる看護師を育てたいと考えています。
将来なってほしい看護師像
急性期病棟の看護師として、患者の病態を捉え、重篤回避のための確かな観察力・モニタリング、アセスメント力を持った実践力のある看護師になってほしい。そして感性豊かで探求心を持ち、高い専門性にも対応できる看護師を育てたい。
また、患者・家族の気持ちに寄り添える看護師になってほしい。
教育のポイント
新人看護師の相談者を明確に示し、困った時に誰に相談すると良いかわかりやすくしています。また病棟責任者、教育担当者、実地指導者で技術チェック表や新人評価表をもとに、新人看護師の到達状況や心理面の状況把握を行い、フォロー体制の見直しを行っています。また院内外の研修に積極的に参加できる体制をとっています。
病棟独自の取り組みについて
教育担当者・実地指導者のみが教育や新人評価にあたるのではく、病棟スタッフ全員を新人看護師の教育担当に振り分け、皆で新人看護師教育に関わるようにしています。皆が新人を育てようという風土となっています。また新人看護職員年間教育計画に合わせ、月1回部署内で勉強会を行っています。講師は医師や認定看護師、CEに依頼をしています。部署に在籍している脳卒中リハビリテーション看護認定看護師へ、適宜相談や指導を受けられる環境にあることが強みです。
就職・見学を希望されている方へのメッセージ
6階北病棟はスタッフが明るく、優しいスタッフが多いです。多忙ではありますが、皆で協力する姿勢があり働きやすい病棟です。医師、看護師間の情報交換もよく行っており、専門性の高い治療、看護も経験が出来ます。ぜひ一緒に働きましょう。気軽に見学へもいらして下さい。
6南病棟
6階南病棟は病床数42床の整形外科病棟です。手術は毎日2~3件あります。
機能回復を目標にリハビリに励んでいる患者さんも多く活気のある病棟です。また、病棟から外来へ看護師を配置しており、外来、病棟と継続した看護ができるように取り組んでいます。
科別 | 整形外科 |
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疾患 | 変形性関節症、骨折、肩関節疾患 |
病棟やスタッフの雰囲気・年齢層を教えてください
新人、中堅、10年以上の経験を持つスタッフで構成されます。早期から退院に向けての支援を行い、患者さんの早期回復につながるよう関わっています。
新人看護師はこう育てたい
コロナ禍で実習機会が少ないなかでも、できるだけギャップを感じないで仕事に取り組めるように、また、小さな事でもやりがいを見いだしながら働けるように育てたいと思っています。
将来なってほしい看護師像
・患者の全体像をとらえ、必要な支援を自ら考えて行動する看護師
・相手の立場に立って考えられる看護師
・自分の行動に責任をもつ看護師
教育のポイント
根拠について、どう考えるか新人に尋ねるだけでなく、指導者の自分の考えを伝えています。色々な考えや援助を吸収して欲しいと思います。指導者は自分自身が新人として育った時との違いを考え、先輩と相談しながら指導しています。
病棟独自の取り組みについて
スタッフ全員で新人に関わり、手術の準備、術後の看護が習得できるようにフォローしています。
自己を客観視できるようにアセスメントシートを作成し、自己目標立案に活用しています。
就職・見学を希望されている方へのメッセージ
徳洲会病院の理念、「患者を断らない医療」のために自分たちにできることを考えながらそれぞれのスタッフが活動しています。ぜひ一緒に頑張りましょう。
7北病棟
感染病棟は24床。コロナ専用病棟と空気感染症を受け入れる陰圧個室5床が隣に併設されています。厳重に空調管理された環境をレッドゾーン・イエローゾーン・グリーンゾーンにゾーニングして、若年から高齢まで幅広い年齢層の患者様を24時間受け入れています。ECOMは行っていませんが、コロナ重症肺炎、多臓器不全に対して人工呼吸器管理、血液透析等、腹臥位療法などを行っています。
科別 | 感染科 |
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疾患 | COVID-19感染症 |
部署やスタッフの雰囲気・年齢層を教えてください
25~40代の幅広い年齢層のスタッフが、感染管理の知識・技術を生かしながら看護を行っています。感染隔離のため不自由で不安が大きい入院生活をおくる患者様のストレスをできるだけ軽減できるように、傾聴や励まし、情報提供など患者様とのコミュニケーションを心がけています。また、感染防止徹底のためにもスタッフ間の報・連・相は欠かせません。それぞれがお互いに話しかけやすい、相談しやすい雰囲気作りを大切にしています。
新人看護師はこう育てたい
感染病棟は特殊な環境下であり感染防止徹底のためにも、新人看護師の配属はおこなっていません。
将来なってほしい看護師像
専門職として、責任感と向上心を持って自己研鑽できる人。感染症看護という専門的知識やスキルで質の高い看護を提供すると共に、特殊な環境下で治療をうける患者様の不安や苦痛を理解し、誠意のある態度と笑顔で寄り添える看護師になって欲しいです。
教育のポイント
教育パスにそって、感染病棟に必要な知識・技術がOJTで習得できるように指導しています。
部署独自の取り組みについて
法定感染症に対応できるPPE着脱手順・ヘイロー(HEPAフィルター付きマスク)装着が習得できます。毎月テーマを決めて部署内で勉強会を開催しています。
7南病棟
外科の患者様を中心に周手術期や検査、化学療法等の看護をしています。臨時入院や緊急手術、また、他診療科の受け入れも行っており、他職種との連携し周術期から退院まで患者に寄り添った看護の実践を目指しています。
科別 | 外科・消化器内科 |
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疾患 | 胃がん、大腸がん、胆道疾患、虫垂炎、大腸ポリープ、鼠経ヘルニアなど |
部署やスタッフの雰囲気・年齢層を教えてください
20~30代のスタッフが多く、子育て中のママさんナースも活躍しています。
経験領域も多様で色々な考えや雰囲気のスタッフがより働きやすい環境づくりに協力してくれています。
新人看護師はこう育てたい
入職後は理想と臨床現場でのギャップに悩む方も多いと思います。様々な経験を通して、自分の目指す看護師像を具現化できるよう関わり、スタッフ全員で新人看護師へ関心を持ち、皆で育てていきたいと思います。
将来なってほしい看護師像
高度な専門的知識やスキルを習得するための向上心と、目の前の患者さんの苦しさや不安を理解し、どのように寄り添えるかを考えられる想像力の豊かな看護師になって欲しいです。
教育のポイント
・新卒・中途採用とチームでフォローしています。慣れるまではフォロー者が行動を共にし、その場で不安や疑問を解決できるよう心がけています。
・インシデントレポートをもとに医師に講師を依頼し、病棟の勉強会も定期的に行っています。
部署独自の取り組みについて
スタッフの「プロフィールカード」をスタッフステーション通路に掲示しています。コロナ禍において、人と人とのつながりが希薄になってしまいがちですが、お互いを知り、共通の話題をみつけ、つながるきっかけとなっています。
就職・見学を希望されている方へのメッセージ
多忙な病棟ですが、お互いへの感謝を伝えられる病棟づくりをしています。一緒に働きましょう。
手術室
当院手術室は局所麻酔から全身麻酔に対応しています。
手術室数8部屋 勤務体制 日勤+オンコール
令和3年度1868件(そのうち緊急手術312件、臨時手術は526件)
定期手術より緊急・臨時手術が約半数を占めます。
地域に寄り添った手術治療を行っています。
患者様が安心、安全に手術を受けられるように手術看護を提供しています。
科別 | 外科・整形外科・心臓血管外科・循環器科・脳神経外科・泌尿器科・皮膚科・眼科・口腔外科・麻酔科 |
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疾患 | 腹腔鏡視下手術・悪性腫瘍手術 骨折・関節置換手術 穿頭手術・開頭手術 人工血管置換手術・開心術 経尿道的手術 白内障 抜歯・口腔内悪性腫瘍手術 など多数 |
部署やスタッフの雰囲気・年齢層を教えてください
スタッフは新人看護師~40代の看護師で勤務しています。緊急手術も多くありますが、スタッフ間でコミュニケーションを取り、笑顔あふれる部署になっています。
新人看護師はこう育てたい
基礎看護技術をはじめ、手術看護の基礎から各科の手術看護を段階を踏まえ一つひとつ教育しています。自己の強みを伸ばせる環境、指導を行っていきます。
将来なってほしい看護師像
患者様一人ひとりの個別性ある看護を提供できる看護師を目指しています。
コミュニケーションを大事にし、患者・チーム間で信頼できる看護師になってほしいです。
HCU
内科・外科問わず大手術後、救急搬送、病棟での急変等重篤な疾患の患者様が入院されてきます。
意思疎通がとれない患者さんも多い中、安全で快適に治療が受けられるよう1日のプランを立て看護を提供しています。24時間モニタリングを行い治療を行うためにはスタッフ間の連携がとても重要で、患者さんの急変も多いですが、すばやい対応と慎重な行動で看護を行っています。
科別 | 主に心臓外科・外科・呼吸器・脳外科・一般内科 |
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病床数 | 6床 |
疾患 | 大動脈・冠動脈疾患・弁疾患・大腸癌・脳疾患 |
夜勤 | 2交代 3交代 |
部署やスタッフの雰囲気・年齢層を教えてください
スタッフ13名中、頼りになる男性看護師が3名、やさしいママさん看護師3名、平均年齢は37歳とベテランが半数、新人、中途採用者は、先輩の熱心な指導の下、知識・技術面でのフォローを受けながら、自己学習を積み重ね、日々奮闘しています。スタッフへの声掛けが十分にできているため、優先順位を考えながら患者さんに優しく対応しています。
新人看護師はこう育てたい
新人、中途採用者にはパートナーシップで対応することを基本としています。のびのびと自分の目指す看護ができるよう環境を提供したいと考えています。やりがいを持って1年間経過したら次は先輩としての役割が果たせるよう知識技術を習得してほしいです。
将来なってほしい看護師像
自分の目標を見失わず、楽しく仕事に取り組み、キャリアアップを目指してほしい。
教育のポイント
・安心して働けるよう指導できる先輩看護師を充実させる
・研修で知識技術の習得を行う
・看護実践に繋がるよう優しく・時には厳しく日々の指導を行います
部署独自の取り組みについて
第一回院内のヒヤリハット大会で優勝しました。
重大な事故にならないよう指差呼称を日勤の申し送りで行っています。多くのME機器や医療器具が多いため定期的に臨床工学士による勉強会、疾患や術後の管理については、医師による勉強会を開催しています。
就職・見学を希望されている方へのメッセージ
心電図モニターや各医療機器またコード類・カテーテル類・チューブ類などが患者さんのベッド周辺にたくさんあります。HCUでしか見ることができない身の回りの環境・人工呼吸器や除細動器・救急蘇生器具などをぜひ見学してみてはいかがですか。
外来
一般外来診療の他に、救急受け入れを24時間体制で行い、約600件/月の受け入れをしています。ALS、不整脈、心房細動、無呼吸症候群、禁煙外来などの専門外来や緩和ケア、慢性呼吸器、WOC外来などの看護外来があります。 外来スタッフは、心臓カテーテル検査・内視鏡検査・日帰り手術センター・化学療法室などへの配置があります。患者に安心して検査を受けていただけるように、病棟と連携をとり継続看護を行っています。 興味のある分野を伸ばしていけるようサポートします。
部署やスタッフの雰囲気・年齢層を教えてください
20歳台~60歳台まで幅広い年齢層です。ママさん看護師や時短勤務の看護師、非常勤看護師などそれぞれに合った勤務形態で働いています。コミュニケーションをとりやすい雰囲気づくりを心掛けています。
新人看護師はこう育てたい
患者様の声を傾聴し、いつでも笑顔で思いやりのある対応ができる看護師。
エビデンスを理解して看護ができるようになってほしい。
将来なってほしい看護師像
・自分の目標に向かって自己研鑚しやりがいを見つけてほしい。
・看護師としての自覚と責任を持った行動ができる看護師。
教育のポイント
新人・中途採用者共に安心して働けるように指導者の配置をしています。
研修に積極的に参加できるように支援しています。
部署独自の取り組みについて
救急の現場では、迅速な行動、判断力、知識が必要とされます。インシデントの、振り返りを行い事故防止に努めています。医師や認定看護師による勉強会を計画し行っています。
就職・見学を希望されている方へのメッセージ
救急医療に興味のある方は、是非1度見学にいらしてください。
透析室
新病院ではさらに増床し、30床を受け入れます。当院は外来透析が9割をしめています。その他、仙台市に出張・旅行でいらっしゃるトラベル透析にも対応しています。毎月の定期検査をもとに医師と共にカンファレンスを行い患者が安心・安全に透析を受けられる体制をとっております。
部署やスタッフの雰囲気・年齢層を教えてください
20代から50代と年齢層は幅広く、子育中のママさんやお孫さんをみているスタッフもいます。アットホームな雰囲気です。
新人看護師はこう育てたい
透析室看護ラダーを活用しながら一緒に成長していきたいです。
将来なってほしい看護師像
自分を大切にし『人に寄り添う看護』が出来る看護師になってほしいです。
教育のポイント
共に成長し合える『共育』を目指しています。 透析室未経験者でもプライミング・機械操作・穿刺過程を約3ヵ月で習得できるようサポートしていきます。個人の得意分野・不得意分野を教え合いながらスキルアップを図っています。又、グループ内での研修プログラムを活用しスキルアップを図れます。
部署独自の取り組みについて
・透析室看護ラダー取り入れ
・看護師によるエコー下穿刺
・多職種協働カンファレンス を行っています。
就職・見学を希望されている方へのメッセージ
未経験者でも透析看護を習得できるようサポートしていきます。又、患者に寄り添う看護師の楽しさを感じて頂ければと思います。